「あらゆることは今起こる」 柴崎友香 著

この本は新聞で知りました。
著者の方が、ADHDと診断されて、その内面を書いた本のようで、興味を持ちました。


「あらゆることは今起こる」   柴崎友香   医学書院

あらゆることは今起こる (シリーズケアをひらく) - 柴崎友香
あらゆることは今起こる (シリーズケアをひらく) - 柴崎友香


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最近の読書 2025年 絵本 その3 (日本の昔話)

6月も終わりで、恒例の今年前半、図書館で借りた(読み終えた)本の記録です。

小説 11冊    童話 3冊    絵本 21冊   新書その他 3冊
エッセイ他 3冊  料理関係 13冊  芸術雑誌 1冊

合計 55冊


児童書、絵本関係がふえました。
朝ドラ「あんぱん」やなせたかしさんの影響かもしれません。
難しいものを読んだり、インプット(?)がしんどくなってきている感じです。
(それでも、昨年より多いが)


そういうわけで(?)絵本感想を。

絵本は海外のものを読むことが多いのですが、図書館で絵がすごくきれいな絵本を見つけました。
こんなのがあったなんて。
中井智子さんという方で日本画家のよう。

今回借りたのは「てんにんにょうぼう」「はちかづきひめ」

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最近の読書 2025年夏 ―覚え書―

読書感想。また児童書です。
読んだのは少し前ですが、(児童書でも)そこそこ読み応えがある本をさがしていて見つけました。


「木曜生まれの子どもたち」
ルーマー・ゴッデン 作   脇明子 訳   網中いづる 絵   岩波少年文庫

木曜生まれの子どもたち(上) (岩波少年文庫 630) [ ルーマー・ゴッデン ] - 楽天ブックス
木曜生まれの子どもたち(上) (岩波少年文庫 630) [ ルーマー・ゴッデン ] - 楽天ブックス

木曜生まれの子どもたち(下) (岩波少年文庫 631) [ ルーマー・ゴッデン ] - 楽天ブックス
木曜生まれの子どもたち(下) (岩波少年文庫 631) [ ルーマー・ゴッデン ] - 楽天ブックス


バレエダンサーを目指す姉と弟の物語。
昔のスポ根(?)みたいな、ライバル同士しのぎを削るような話かと思っていたが(それもいくらかあるが)、良い意味で違って良かった。
描かれたのは1984年で、児童書としては読み応えがあって、おもしろかったです。

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「貧困と脳」 鈴木大介 著

これは以前、新聞の広告で見て、自分と通じるような気がして興味を持ちました。


「貧困と脳」   鈴木大介   幻冬舎新書

貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」 (幻冬舎新書) [ 鈴木大介 ] - 楽天ブックス
貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」 (幻冬舎新書) [ 鈴木大介 ] - 楽天ブックス


著者は文筆家で若者の貧困問題をテーマに取材活動をしている。十年以上前、当時の取材で当事者の何かおかしい違和感を感じる。うつ症状や性格的なもので、片づけてしまっていたが「不自由な脳」「働けない脳」が原因ではないかと気づく。

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